KADOKAWA、大規模サイバー攻撃により個人情報25万件以上漏洩を公表

■フィッシング攻撃が原因か、再発防止策を強化

 KADOKAWA<9468>(東証プライム)は8月5日、同社グループがランサムウェア攻撃を受けたことにより、大規模な情報漏洩が発生したと発表した。6月8日に発生したサーバーアクセス障害を調査した結果、ニコニコを中心としたサービス群が標的となり、ドワンゴ専用ファイルサーバーがランサムウェア攻撃を受けたことが判明した。この攻撃により、合計25万4241人の個人情報が漏洩したことが確認された。

 漏洩した個人情報には、ドワンゴおよびその関係会社の取引先、従業員、面接者の氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレス、学歴、口座情報などが含まれている。さらに、N中等部、N高等学校、S高等学校の在校生、卒業生、保護者、出願者などの個人情報も流出した。また、角川ドワンゴ学園の元従業員の個人情報も漏洩したが、ニコニコユーザーのアカウント情報やクレジットカード情報については漏洩が確認されていない。

 KADOKAWAは、同事案発生後、外部の大手セキュリティ専門企業の支援を受け、情報漏洩の範囲を調査し、個別に該当者へお詫びとお知らせを送付するとしている。また、問い合わせ窓口を設置し、フィッシングメールやスパムメールへの注意喚起を行っている。現時点での調査結果を報告するとともに、さらなる対策を講じて再発防止に努める方針である。KADOKAWAは、同事案の影響について精査中であり、必要に応じて公表するとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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