アイフリークモバイルは25年3月期1Q赤字だが通期黒字予想据え置き

(決算速報)
 アイフリークモバイル<3845>(東証スタンダード)は8月14日の取引時間中に25年3月期第1四半期連結業績を発表した。DX事業は増収だが、コンテンツ事業における前期の一部サービス終了の影響で全体として減収となり、利益面は人件費の増加などで赤字だった。ただし通期の黒字予想を据え置いた。コンテンツ事業では新しい知育アプリ開発や協業パートナー拡大によるBtoB販路拡大、DX事業では専門領域に特化したエンジニアの育成や収益性の高い案件の獲得などを推進する方針だ。積極的な事業展開で、通期ベースでの収益改善基調を期待したい。株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、目先的な売りが一巡して反発の動きを強めている。第1四半期業績に対しても概ね好感する動きだった。出直りを期待したい。

■25年3月期1Q赤字だが通期黒字予想据え置き

 25年3月期第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比3.0%減の6億30百万円、営業利益が19百万円の損失(前年同期は4百万円の損失)、経常利益が15百万円の損失(同4百万円の利益)、親会社株主帰属四半期純利益が15百万円の損失(同3百万円の利益)だった。

 DX事業は単価改定効果も寄与して増収だが、コンテンツ事業における前期の一部サービス終了の影響で全体として減収となり、利益面は人件費の増加などで赤字だった。

 コンテンツ事業は売上高が56.4%減の28百万円、セグメント利益(全社費用等調整前営業利益)が7百万円の損失(同8百万円の損失)だった。一部サービスの終了(決済承認ワークフローシステム「Challet」を23年10月に終了)などの影響で減収、赤字だった。

 DX事業は売上高が2.9%増の6億02百万円、セグメント利益が34.8%減の49百万円だった。売上面は既存顧客への単価改定交渉が一部結実したことも寄与して増収だったが、利益面は人件費の増加などで減益だった。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が24年3月期比10.3%増の28億37百万円、営業利益が56百万円(24年3月期は95百万円の損失)、経常利益が54百万円(同76百万円の損失)、親会社株主帰属当期純利益が53百万円(同99百万円の損失)としている。

 コンテンツ事業ではBtoC向けの新しい知育アプリ開発、絵本制作、絵本レンタルのBtoB事業運営、協業パートナー拡大によるBtoB販路拡大、DX事業(CCS事業の名称変更)ではセキュリティ・AI・RPA・IoT等の専門領域に特化したエンジニアの育成、既存取組案件における商流改善、収益性の高い案件の獲得などを推進する方針だ。積極的な事業展開で、通期ベースでの収益改善基調を期待したい。

■株価は反発の動き

 株価は地合い悪化の影響で急落する場面があったが、目先的な売りが一巡して反発の動きを強めている。第1四半期業績に対しても概ね好感する動きだった。出直りを期待したい。8月14日の終値は83円、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS3円02銭で算出)は約27倍、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS37円38銭で算出)は約2.2倍、そして時価総額は約15億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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