パシフィックネットの19年5月期第2四半期は収益率の大幅な改善により、減収ながら大幅増益

■前期の営業利益率2.9%に対し、今期は5.9%

 パシフィックネット<3021>(東2)の19年5月期第2四半期は収益率の大幅な改善により、減収ながら大幅増益となった。前期の営業利益率2.9%に対し、今期は5.9%となっている。

 今期を初年度とする中期経営計画「SHIFT 2021」に基づき、収益の変動が大きなフロー収益中心から、持続的成長が可能なストック中心の収益・事業構造へ転換が順調に進んでいることと思われる。

 その結果、今期第2四半期連結業績は、売上高19億53百万円(同10.7%減)、営業利益1億17百万円(同82.4%増)、経常利益1億16百万円(同83.7%増)、純利益63百万円(同66.3%増)となった。

 通期連結業績予想は、売上高41億円(同7.5%減)、営業利益3億10百万円(同30.3%増)、経常利益3億円(同26.0%増)、純利益2億円(同26.5%増)と増収増益を見込む。

 今期は好業績が見込まれることから、配当については年間21円と1円の増配を予定している。

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