商船三井、世界初のケープサイズバルカーに風力推進装置搭載、燃料消費量6~10%削減

■ローターセイル搭載船「Camellia Dream」が誕生

 商船三井<9104>(東証プライム)とVale International SA(ヴァーレ社)は8月20日、世界初となるケープサイズバルカーへのローターセイル搭載を完了したと発表。20万トン級ばら積み船に高さ35m、直径5mのローターセイル2基を設置し、航海最適化システムとの併用により、1航海平均で約6~10%の燃料消費量およびGHG排出量の削減が見込まれている。

 同社は2050年までのネットゼロ・エミッション達成を目標に掲げ、風力推進補助装置の搭載を含む省エネ技術の導入を進めている。一方、ヴァーレ社は2035年までにサプライチェーン排出量Scope3を15%削減する目標を設定し、先進技術の採用と最新鋭船の導入に注力している。

 両社は、安定的な鉄鉱石輸送の実現とGHG削減の両立に向けて取り組み、社会全体の低・脱炭素化に貢献することを目指している。この取り組みは、海運業界の環境負荷低減に向けた重要な一歩となっている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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