ACCESSが大きく出直る、第2四半期の売上高19%増加、収益も大幅に改善

■各利益とも損失が前年同期の半分から3分の1に大改善

 ACCESS<4813>(東証プライム)は9月2日、大きく出直る相場となり、取引開始後に11%高の1331円(134円高)まで上げ、8月1日以来、約1か月ぶりに1300円台を回復している。前取引日・8月30日に第2四半期決算(2024年2~7月・累計、連結)と米国子会社IP Infusionの動向などを発表し、好感買いが先行している。

 第2四半期決算(2024年2~7月・累計、連結)は、ネットワーク事業の売上高が好調に推移し、全セグメントにおいて前年比で損益が改善。売上高は前年同期比19.6%増加し、「上期の売上高としては、2012年1月期以降で前年に続き過去最高を更新」(説明資料より)した。各利益は損失だったが、前年同期の半分から3分の1に大幅改善した。通期・25年1月企保連結業績予想は各利益とも5期ぶりの黒字化予想を据え置いた。

 また、米国の100%子会社IP Infusion(米国カリフォルニア州)の業績動向なども発表し、2024年度上半期の米ドル建て総収益が前年同期比21%増となり、引き続き力強い成長が続いている、などとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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