【銘柄紹介】早稲田アカデミーは難関校へ高い実績、今期2ケタ増益、利回り3.6%

銘柄紹介

早稲田アカデミー<4718>(東1)は、ミニゴールデンクロスを示現。今3月期第2四半期利益予想の増額しており、注目したい。

同社は、「ワセアカ」の愛称で、首都圏において小学生・中学生・高校生向けに学習塾を直営展開している。難関校への圧倒的な合格実績により形成したブランド力を背景に、生徒数を増やし、業績を伸ばしている。また、学習塾事業の中で培ったノウハウを活用した社会人研修事業や各種教育コンテンツの販売等も推進し、事業拡大を図っている。グループ会社としては、医歯薬系専門の大学受験予備校「野田クルゼ」を運営する野田学園、茨城県内で小中学生を対象とする進学塾を運営する水戸アカデミーがある。

今2016年3月期・第2四半期業績予想は、売上高が従来予想の98億9300万円から98億8100万円(前年同期比4.4%増)に減額したものの、営業利益が同3億2600万円から5億0800万円(同57.8%増)、経常利益が同3億2200万円から5億0400万円(同59.0%増)、純利益が同1億6200万円から2億8600万円(同52.9%増)に増額した。主に次年度以降の合格実績伸長と業容拡大に向けたオリジナル教材・映像の制作及びICTを活用したサービス開発の一部を第3四半期以降の実施に変更、派遣職員及び時間講師を中心とした非常勤職員の稼働が予定より少なかったほか、子会社の株式会社野田学園において好調な集客により業績が堅調に推移したことが寄与した。

通期業績予想は、売上高350億円(前期比4.9%増)、営業利益60億円(同16.8%増)、経常利益60億円(同21.4%増)、純利益41億円(同20.3%増)と連続営業最高益更新を見込んでいる。年間配当は30円継続を予定している。

株価は、3月27日につけた年初来の高値907円から9月29日に年初来の安値780円まで調整。800円割れでモミ合った後、急伸している。早慶附属高校合格実績全国№1のブランド力が通用する首都圏全域が出校エリアとしているが、本年8月に茨城県立トップ校に多くの合格者を輩出している、株式会社アカデミーを子会社化。各地域における最難関公立高校の合格実績伸長に弾みがつき、業容拡大が続くと期待される。通期業績予想の上ブレも視野に入るほか、今期予想PER13倍台と割安感があり、配当利回り3.6%と利回り妙味が増している。ここからリバウンド幅を拡げるか注目したい。

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