J-オイルミルズが一段高で始まる、創立20周年の記念配当と業績予想の大幅な増額修正を好感

■各利益とも大幅に上振れ第2四半期の営業利益は67%上回る見込みに

 J-オイルミルズ<2613>(東証プライム)は9月26日、一段と出直って始まり、取引開始後は4%高の2060円(72円高)まで上げ、年初来の高値2100円(2024年2月8日)に迫っている。今3月期の業績予想について、25日の15時に各利益予想の大幅な増額修正と創立20周年の記念配当を発表し、好感されている。

 24年7月1日をもって創立20周年を迎えるため、25年3月期の配当に1株当たり10円の記念配当を実施する方針とした。これにより、3月期末配当は、前回予想の1株当30円から40円に修正し、年間配当は、1株当たり70円を予定するとした。

 また、今期は油脂コストが軟調に推移したことや、適正な販売価格実現への継続的な取り組みが奏功し、各利益とも前回予想を上回る見通しとなった。連結営業利益の見通しは、第2四半期(24年4~9月・累計)では前回予想比66.7%上回る見込みに見直し、3月月は同21.4%上回る見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る