山大、内装建材販売のビィ・エル・シーを子会社化、宮城県外への事業拡大へ

■内装建材販売事業に参入し、グループ全体の成長を加速

 山大<7426>(東証スタンダード)は10月15日、臨時取締役会において、ビィ・エル・シーの全株式を取得し、子会社化することを決議したと発表。ビィ・エル・シーは首都圏を中心に一般住宅向けの造作部材・室内ドアの規格化及び製品販売を主要事業としている。山大は、この子会社化により内装建材販売事業を新たにグループに取り込み、宮城県外での拠点拡充とグループ相乗効果を見込んでいる。

 株式取得の対象となるビィ・エル・シーは、1976年設立で資本金5000万円の企業。直近の2024年3月期決算では、売上高4億1800万円、営業利益200万円、純資産3億3100万円を計上している。株式会社山大は、100,000株(議決権所有割合100%)を取得し、株式取得価額は合計3億9000万円(概算)。

 株式譲渡実行日は2024年11月1日を予定しており、株式会社山大は2025年3月期第3四半期より連結決算に移行する予定である。本株式取得に伴うアドバイザリー費用約5000万円を2025年3月期連結決算において販売費及び一般管理費として計上する見込みである。2025年3月期の連結業績予想については、第3四半期決算短信の開示に合わせて公表する予定としている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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