インフォマートが戻り高値を更新、業績への注目強まる、衆議院選を受けインボイス見直しの可能性など思惑視して注目する様子も

■今12月期の連結業績見通しは連続最高益を更新の見込み

 インフォマート<2492>(東証プライム)は10月28日、再び上値を追う相場となり、前引けにかけて373円(10円高)まで上げて戻り高値を更新している。『BtoBプラットフォーム請求書』『BtoBプラットフォーム受発注』など、企業間電子商取引サービスの大手。今12月期の連結業績見通しは連続最高益を更新する見込みで、10月31日に予定する第3四半期の決算発表に期待が強まる様子となっている。

 また、同社製品はインボイス制度(適格請求書制度)の導入を契機に一段と需要が拡大してきた。今回の衆議院選では、議席を4倍に拡大させた国民民主党や3倍になったれいわ新選組が政局のキャスチングボートを握るまでに存在感を強めたとの論評があり、株式市場関係者の中には、両党の掲げる政策からインボイス制度を見直す余地が出てきたとみて同社株に注目する動きもあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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