サンコーテクノの株価は第3四半期業績発表を受けて急落したが、通期業績は最高益更新を見込むため、反発が予想される

株式市場 銘柄

あと施工アンカーのサンコーテクノ<3435>(JQS)の株価は、13日の14時の第3四半期業績発表を受けて急落し、11月21日以来の1300円台(12月26日の株式分割の調整数値)となる前日比189円安の1366円で引けた。下げた要因の一つは、前年同期と比較して成長率が低かったことが要因と思われる。しかし、今期業績は、前期に続き最高益更新を見込むことから株価の反発が予想される。

第3四半期連結業績は、売上高130億46百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益10億98百万円(同3.2%増)、経常利益10億66百万円(同2.5%増)、純利益6億84百万円(同10.5%増)と増収増益。

主力商品の「あと施工アンカー」、太陽光発電市場向け高付加価値製品に加え、センサー事業が順調に収益を拡大していることから過去最高の収益を達成した。

セグメント別の業績は、ファスニング事業の売上高は99億27百万円(同4.7%増)、セグメント利益8億05百万円(同2.5%増)と増収増益。建設資材の不足や人員不足により工事の着工に遅れが出たが、都市圏を中心とした堅調な再開発需要や維持保全需要の回復を受けて、主力製品である金属系・接着系アンカーやワンサイドファスナー、電動油圧工具の販売が好調であった。

リニューアル事業の売上高は27億円(同4.4%増)、セグメント利益2億66百万円(同2.5%増)と同じく増収増益。太陽光関連はメガソーラーの物件や耐震補強工事の受注により好調に推移したが、FRPシート関連商材は、補助金制度による特需の反動減の影響が続き売上減であった。

センサー事業の売上高は4億91百万円(同7.2%増)、セグメント利益23百万円(同250.5%増)と増収大幅増益であった。大幅増益となった要因は、電子基板関連の販売価格の見直しやアルコール測定器の定期的校正に伴う安定的利益の確保等による。

通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。売上高180億円(前期比4.6%増)、営業利益15億20百万円(同0.4%増)、経常利益14億80百万円(同0.5%増)、純利益9億50百万円(同4.4%増)と増収増益で過去最高益更新を見込む。

13日の引け値1366円を指標面で見ると、予想PER11.7倍(今期一株当たり純利益116円73銭で算出)、配当利回り0.92%(今期配当12円50銭で算出)、PBR1.36倍(前期実績の連結BPS999円93銭で算出)となる。

週足チャートで見ると13日の急落で、13週移動平均線、26週移動平均線を割り込んでいる。今期も最高益更新が見込まれることから株価の反発が予想される。

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