ヒーハイストは25年3月期2Q累計赤字、通期予想を下方修正、中長期的には直動機器の需要拡大へ

(決算速報)
 ヒーハイスト<6433>(東証スタンダード)は11月12日に25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績を発表した。主力の直動機器の需要回復遅れで減収となり、固定費の増加等も影響して各利益は赤字だった。そして通期業績予想を下方修正し、従来の黒字予想から一転して赤字予想とした。中長期的には直動機器の需要拡大が予想されるため、積極的な事業展開で26年3月期の収益回復を期待したい。なお配当予想は据え置いた。株価は安値圏で軟調だ。目先的には25年3月期業績予想下方修正を嫌気する可能性もあるが、1倍割れの低PBRも支援材料であり、下値限定的だろう。

■25年3月期2Q累計赤字、通期は下方修正して赤字予想

 25年3月期第2四半期累計(中間期)連結業績は売上高が前年同期比4.5%減の10億76百万円、営業利益が74百万円の損失(前年同期は96百万円の損失)、経常利益が74百万円の損失(同92百万円の利益)、親会社株主帰属四半期(中間)純利益が58百万円の損失(同64百万円の損失)だった。

 主力の直動機器の需要回復遅れで減収となり、固定費の増加等も影響して各利益は赤字だった。部門別売上高は、直動機器が中国市場の受注停滞の影響で16.0%減の6億94百万円、精密部品加工がレース用部品の増加で39.1%増の2億85百万円、ユニット製品が半導体・液晶製造装置向けの増加で1.5%増の96百万円だった。

 全社ベースの業績を四半期別に見ると、第1四半期は売上高が5億20百万円で営業利益が54百万円の損失、第2四半期は売上高が5億56百万円で営業利益が20百万円の損失だった。

 通期の連結業績予想については11月12日付で下方修正して、売上高が24年3月期比2.3%減の22億57百万円、営業利益が1億15百万円の損失(24年3月期は1億58百万円の損失)、経常利益が1億20百万円の損失(同1億56百万円の損失)、そして親会社株主帰属当期純利益が91百万円の損失(同2億21百万円の損失)とした。配当予想は据え置いて24年3月期と同額の1円(期末一括、普通配当)としている。

 前回予想(24年5月15日付公表の期初計画値)に対して、売上高を1億95百万円、営業利益を1億38百万円、経常利益を1億37百万円、親会社株主帰属当期純利益を1億04百万円それぞれ下方修正し、従来の黒字予想から一転して赤字予想とした。中長期的には直動機器の需要拡大が予想されるため、積極的な事業展開で26年3月期の収益回復を期待したい。

■株価は下値限定的

 株価は安値圏で軟調だ。目先的には25年3月期業績予想下方修正を嫌気する可能性もあるが、1倍割れの低PBRも支援材料であり、下値限定的だろう。11月12日の終値は231円、今期予想配当利回り(会社予想の1円で算出)は約0.4%、前期実績連結PBR(前期実績の連結BPS475円44銭で算出)は約0.5倍、そして時価総額は約15億円である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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