ギフティがストップ高、第3四半期好調で初配当も発表し好感買い集中

■「eギフト」流通額300億円(前年同期比71%増)と急増

 ギフティ<4449>(東証プライム)は11月15日、急伸相場となり、取引開始後まもなくストップ高の1092円(150円高、16%高)まで上げ、その後もストップ高で売買されながら約1か月ぶりに1000円台を回復している。スマートフォンなどのオンライン上で使えるギフト券「eギフト」事業を行い、14日の15時30分に第3四半期決算と初配当などを発表し、好感買いが集中した。

 第3四半期決算(2024年1~9月・累計、連結)は、引き続き「eギフト」の需要が高く、流通額は300億円(前年同期比71%増)となり、売上高は24億円(同40%増)、EBITDA(償却前利益)は5億91百万円(同60%増)と大幅に拡大した。

 配当については、これまで、内部留保の充実を図り、事業拡大のための投資をすることで成長を実現してきたが、売上高の年平均成長率約40%の高成長を実現するなどで安定的な利益創出フェーズへ移行した。これを踏まえ、今後も成長投資を継続しながら、株主の皆様への安定的かつ継続的な利益還元が可能な基盤が整ったと判断し、このたび、初の剰余金の配当(初配)を実施する方針を決定した。24年12月期の期末配当予想を1株当たり10円00銭の予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AIとベイジアンネットワーク解析で165項目を抽出、複雑な因果関係を構造化  大正製薬は11月2…
  2. ■Blackwell GPU2140基で研究競争力を拡大  NVIDIA(NVDA:NASDAQ)…
  3. ■銀座の呉服店「むら田」店主・村田あき子の語りをまとめた書籍  KADOKAWA<9468>(東証…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  2. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  3. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  4. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  5. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…
  6. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る