日本製鋼が上場来高値に向け出直る、「原発50歳」や「トランプ人事」など材料視

■原発関連銘柄で防衛関連株、業績好調

 日本製鋼所<5631>(東証プライム)は11月15日、次第高となり、7%高の5990円(375円高)まで上げて1週間前につけた上場来の高値6299円に向けて出直っている。11月8日に業績予想の増額修正を発表するなど業績が好調な上、「原子力圧力容器」などを製造する原発関連銘柄。「関西電力の高浜原子力発電所1号機(福井県高浜町)は14日、国内の原発で初めて、運転開始から50年を超えた」(日本経済新聞11月15日付朝刊)と伝えられ、原発のメンテナンス需要拡大などへの期待が強まったようだ。

 また、防衛産業関連株でもあり、「トランプ次期大統領、国務長官にマルコ・ルビオ氏、対中強硬派」(NHKニュースWEB11月14日7時04分)と伝えられたことを受け、日本の防衛政策との絡みで注目を強める動きもある。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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