アクリートが急激に出直りストップ高、IoTエッジデバイス開発ベンチャーへの出資・提携など好感の様子

■第3四半期決算は減益だったが売上高は18%増加

 アクリート<4395>(東証グロース)は11月15日、急激に出直る相場となり、午前10時過ぎにストップ高の691円(100円高、17%高)まで上げ、約半月ぶりに600円台を回復している。SMS(ショートメッセージ)配信事業などを行い、14日の夕方に発表した第3四半期決算(2024年1~9月・累計、連結)は各利益とも前年同期比24%前後の減益だったが、売上高は18%増加。同時にIoTエッジデバイス開発ベンチャー企業・株式会社スクーミー(山梨県甲府市)との資本業務提携も発表し、買い材料視されている。

 発表によると、資本業務提携するスクーミー社は、誰でも簡単にハードウェアとソフトウェアを組み合わせてDXできるIoTエッジデバイス「SchooMy(スクーミー)」を開発し、既に全国の高校90校以上に導入され、生徒のIT・デジタル教育を担うツールとして非常に期待されている。スクーミー社が販売する商品(SchooMy、SchooMy SPOT、関連するプロダクト等)の日本を含むアジア地域における総販売代理店になるとともに、スクーミー社の普通株式1000株を取得し、発行済み株式の8.3%を保有する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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