三櫻工が連日出直る、データセンター向け水冷冷却装置の新機種に注目集まり3日続伸

■奥行寸法を4分の1に、重量は2分の1に大幅削減

 三櫻工業<6584>(東証プライム)は11月21日、7%高の809円(53円高)まで上げた後も堅調に売買され、後場は797円で売買を開始。20日に発表した「データセンター向け水冷冷却装置、新機種を開発」などが買い材料視され、下値圏から3日続けて出直る相場となっている。

 発表によると、データセンター向け冷却装置の新機種は、「フィンパイプタイプ冷却装置」で、2024年2月に発表したパイプタイプ冷却装置(リアドア式)と同様にデータセンターのサーバーラック背面に取り付け、排熱される高熱を水冷冷却する機能を持つ製品の新機種となる。構造上の特長としては、パイプ表面をフィン付き加工とすることで熱交換率を高め、それにより前機種同等の熱交換性能のまま機器の奥行寸法を4分の1に大幅削減、重量も2分の1に大幅削減した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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