重松製作所、興研は防災・防衛需要などイメージされ連日高値

防毒マスク

■防毒マスクの大手でミサイル攻撃を想定した備えの強化などに期待する様子

 防毒マスクなどの重松製作所<7980>(JQS)興研<7963>(JQS)は12日も上値を追う始まりとなり、取引開始後に各々13%高の927円(108円高)、5%高の2008円(98円高)と連日の年初来高値に進んだ。防災・防衛需要関連株と位置づけられ、引き続き北朝鮮を巡る地政学的リスクへの懸念が材料視されている。

 一部では、毒ガスなどの化学兵器によるミサイル攻撃に対する備えの強化をイメージしてこれらの銘柄に注目する動きもあるようだ。さる3月17日には、「なまはげ」で知られる秋田県男鹿市がミサイル攻撃を想定して全国初の住民避難訓練を実施したと伝えられ、今後、こうした動きが広がれば新たな防災需要につながるとして注目する様子がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る