ブイキューブ、AI文字起こしで株主総会効率化、議事録作成時間大幅削減

■200社以上の導入実績、バーチャル株主総会の新たなスタンダード

 ブイキューブ<3681>(東証プライム)は12月4日、バーチャル株主総会サービスにおいて、AI文字起こし機能「LIVE cAptIons(ライブキャプション)」の導入実績を公開した。このサービスは、ChatGPTを活用したリアルタイムの文字起こしにより、議事録作成の手間を大幅に削減する。2024年度には20社以上が導入し、参加型や完全バーチャルなど多様な形式の株主総会でその効果が確認されている。

 バーチャル株主総会が増加する中、議事録作成の効率化や障害者差別解消法への対応が課題となっている。LIVE cAptIonsは、議事録作成にかかる時間とコストを削減し、障害者対応の一環としてリアルタイム文字起こしを提供。特に、音声生成AIによる事業報告の動画作成やオンライン質問回収の支援など、総会運営の幅広いニーズに応えるサポート体制を確立している。

 ブイキューブは「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる社会を目指し、技術を通じて不平等の解消に取り組んでいる。同社のバーチャル株主総会サービスは、法令準拠の安心安全な運営をサポートし、すでに200件以上の実績を持つ。LIVE cAptIonsは今後もさらに拡充され、社会課題への対応や企業の効率化に貢献していく予定。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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