【銘柄フラッシュ】テクノマセマティカルなど急伸し新規上場の2銘柄は順調

銘柄フラッシュ

 19日は、昼過ぎに日銀の政策会合の結果が緩和継続と伝えられ、朝高のあと伸び悩んでいたトヨタ自動車<7203>(東1)が13時頃から前場の高値を上回り4.3%高、IHI<7013>(東1)も上値を追って5.8%高、日立製作所<6501>(東1)も同様に3.8%高、三井不動産<8801>(東1)も4.4%高など、全体に上値を追った。エイチ・アイ・エス<9603>(東1)が3.1%高となり高値を更新し、オリエンタルランド<4661>(東1)も高値更新の1.9%高、京都ホテル<9723>(東2)は9.7%高となり出来高は少ないが高値を更新。研創<7939>(JQS)は本社広島で地方創生の政策に乗るとされて15.2%ストップ高、テクノマセマティカル<3787>(東マ)は次世代の「8K」テレビの画質を圧縮状態から劣化させずに「解凍」する技術が言われて3日連続ストップ高の20.9%高、米ソニー・ピクチャーズに対する執拗なサイバー攻撃を念頭にUBIC<2158>(東マ)は15.4%ストップ高、CYBERDYNE<7779>(東マ)は着用ロボットに期待とされ出直り拡大の4.9%高、ワイヤレスゲート<9419>(東マ)は新サービス発表など材料に10.5%高となった。

◇本日は2銘柄が新規上場。
・東証1部に直接上場のメタウォーター<9551>(東1、売買単位100株)は浄水場など設備関連で、9時9分に公開価格2400円に対し2256円で初値がつき、高値は2349円、終値は2240円。
サイジニア<6031>(東マ、売買単位100株)はネット閲覧者の属性や購買履歴などから商品提案や広告企画などのマーケティング支援を行ない、前場は買い気配のまま初値がつかず、14時3分に公開価格2560円に対し2.3倍の5780円で初値がつき、高値は6360円、終値は4780円。

 東証1部の値上がり率1位は石塚硝子<5204>(東1)の11.2%高となり高級陶器の鳴海製陶の買収を材料に連日大幅高、2位はゲンキー<2772>(東1)の10.9%高となり本社が福井県のため地方創生の政策に乗るとされて出直り急、3位はセイコーホールディングス<8050>(東1)の8.9%高だった。

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