奥村組、プレキャストPC床版の継手工法「Zスパイラル工法」で作業時間75%短縮

■高速道路総合技術研究所が耐久性を承認

 奥村組<1833>(東証プライム)と昭和コンクリート工業は12月12日、プレキャストPC床版の新しい継手工法「Zスパイラル工法」の施工性確認試験を実施したと発表。この工法は、従来のループ継手工法と比較して、接合部の配筋にかかる作業時間を大幅に短縮できることが特徴である。

 Zスパイラル工法の最大の利点は、矩形状の特殊スパイラル筋「Zスパイラル筋」を床版上部から挿入することで、作業を効率化する点にある。従来は複数の作業員が必要であった鉄筋挿入を、わずか1人で実施可能となり、結束数も約1/3に削減できる。

 施工性確認試験の結果、本工法は従来の40分から10分へと作業時間を約75%短縮することが実証された。さらに、高速道路総合技術研究所の承認を受け、輪荷重走行試験により100年相当の耐久性も確認されており、インフラ整備における生産性向上と品質確保の両立を実現する画期的な技術といえる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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