日本リーテックが急伸、政策保有株の売却資金の全額を配当として株主に還元、買い集中

■3月期末配当を期首予想の1株36円から60円(24円増配)に

 日本リーテック<1938>(東証プライム)は12月20日、急伸相場となり、一時22%高の1372円(245円高)まで上げて約5か月ぶりに1300円台を回復、午前10時を過ぎても1300円台で活況高となっている。19日の夕方に今期・2025年3月期末配当予想の増額修正を発表し、好感買いが集中した。

 今3月期の期末配当を、期首予想の1株当たり36円から24円増配し60円の予定とした。資本収益性の向上を目標として掲げ、そのための具体的な施策の一つとして、政策保有株式の縮減による資産効率の改善を進めている中で、政策保有株式の売却により得られた資金の活用方法について、今年度は全額を配当として株主の皆様へ還元することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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