アーレスティ、株主優待制度を新設、長期保有特典で株主還元を強化

■株主優待ポイントで多彩な商品と交換可能

 アーレスティ<5852>(東証プライム)は12月25日、取締役会において、新たな株主優待制度「アーレスティ・プレミアム優待倶楽部」の導入を決議したと発表。これは2023年5月に発表した2030年を目標とする財務戦略の一環であり、株主還元の強化と株主との対話促進を目的としている。

 新制度は2025年から開始され、毎年3月末時点で500株以上を保有する株主を対象に、保有株式数に応じて最大1万5000ポイントを進呈する。さらに、1000株以上を1年以上継続保有する株主には追加ポイントが付与される。進呈されたポイントは、グルメや電化製品など4000種類以上の商品と交換可能で、他社の優待ポイント(WILLsCoin)との合算も可能である。

 株主優待の申込みは2025年5月中旬に開設予定の専用サイトで受け付け、インターネット環境がない株主向けに電話での申込み対応も行う。ポイントの有効期限は最大1回まで繰り越し可能だが、株式売却や名義変更等の際は失効する。この制度を通じて企業価値の向上と事業の拡大を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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