シンカ、Zoom Phoneとの連携に向けた技術検証を開始

■多様なコミュニケーションツールを統合、顧客とのやり取りを一元管理

 シンカ<149A>(東証グロース)は1月16日、コミュニケーションプラットフォーム「カイクラ」においてZoom Communications Inc.が提供するクラウド型電話サービス「Zoom Phone」との連携に向けた技術検証を開始したと発表。2014年のサービス開始以来、2700社以上に導入されているカイクラは、電話やメール、SMSなど多様化する顧客対応ツールの一元管理を実現してきた。今回の連携は、Zoom Phoneを導入する企業からの要望に応えるものである。

 Zoom Phoneとの連携により、カイクラ上での着信通知や会話履歴の閲覧、通話録音の再生、発信機能などが利用可能となる。これにより、固定電話や携帯電話、SMS、メールに加え、Zoom Phoneでのコミュニケーションも一つのプラットフォームで管理できるようになる。2024年初めには世界で700万台以上が利用されているZoom Phoneとの連携は、電話システムのDX化やリモートワーク対応を進める企業にとって、さらなる業務効率化と顧客満足度向上をもたらすものである。

 シンカは同連携を通じて、新たな市場への拡大と質の高い顧客体験の提供を目指している。Zoom Phoneは生成AIを活用した最新機能を搭載したクラウド型電話システムであり、既存の固定電話番号との互換性も確保している。カイクラはこれまでも各種アワードを受賞するなど高い評価を得ており、今回の連携によってさらなる進化を遂げることで、企業のコミュニケーション管理の効率化と顧客との関係強化に貢献することが期待される。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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