【株式市場】前場の日経平均は233円高で4万円台を回復、米S&P500の7週間ぶり最高値など好感

◆日経平均は4万192円85銭(233円98銭高)、TOPIXは2768.90ポイント(17.16ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は9億3342万株

 1月24日(金)前場の東京株式市場は、NYダウの408ドル高やS&P500種の約7週間ぶり最高値更新などが好感され、日経平均は101円高で始まったあと高下しながら上値を追い、午前11時過ぎには295円高まで上げて前引けも233円高と4万円台に乗り、5日続伸基調となった。日銀の金融政策会合(23、24日)での小幅利上げは織り込み済みの様子で、銀行株は軟調。一方で三井不<8801>(東証プライム)などの不動産株は堅調。三菱重<7011>(東証プライム)なども高い。フジ・メディアHD<4676>(東証プライム)は反発。

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)が急反発し早期の業績回復に向けた販売提携など好感。GMOインターネット<4784>(東証プライム)はGMOグル-プの再編を経て1月から中核事業会社となり波状高の期待相場が再燃の見方。リミックスポイント<3825>(東証スタンダード)は一段高となり暗号資産の評価益拡大への期待が継続。総医研HD<2385>(東証グロース)はリモート健康相談サービス開始に期待強まり急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は9億3342万株、売買代金は2兆1743億円。プライム上場1641銘柄のうち、値上がり銘柄数は1407銘柄、値下がり銘柄数は262銘柄。

 東証33業種別指数は30業種が値上がりし、不動産、証券商品先物、電力ガス、海運、その他製品、サービス、食料品、保険、建設、陸運、卸売り、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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