マーケットエンタープライズが昨年来高値を更新、今期最高益の見込みで株主優待の拡充なども買い要因に

■リユースプラットフォーム「おいくら」で連携する自治体数は全国222に

 マーケットエンタープライズ<3135>(東証プライム)は1月27日、再び上値を追う相場となり、7%高の1600円(101円高)まで上げて約3週間ぶりに昨年来の高値を更新している。「高く売れるドットコム」や「おいくら」などのネット型リユース事業、モバイル事業、メディア事業などを行い、今期、2025年6月期の連結業績見通しは各利益とも大幅増の完全黒字化を見込み、純利益などが最高を更新する見通し。株主優待制度の拡充(12月19日発表)、愛知県西尾市が不要品リユース事業で「おいくら」との連携を開始(1月23日発表)などもあり、先高期待の強い相場となっている。

 愛知県西尾市との連携により、「おいくら」導入自治体数は全国で222に達した。また、株主優待制度の拡充は、これまで100株以上を保有する株主を対象に、毎年6月末日を基準日として500円分のクオ・カードを進呈していたが、これを500株以上として25000円分のデジタルギフトを年2回(6月末日、12月末日の基準日)進呈することとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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