【株式市場】日経平均は58円高、好決算株や株式分割株など高く後場167円高まで上げる

◆日経平均は3万9572円49銭(58円52銭高)、TOPIXは2788.66ポイント(6.73ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億5516万株

 1月31日(金)後場の東京株式市場は、三菱重<7011>(東証プライム)などの重工3銘柄が一段と上げ、日立<6501>(東証プライム)も一段強含んで堅調推移など、防災・防衛・エネルギーなどの国家戦略株の出直りが目立ち、日経平均は13時前に前場の高値を上回り、15時過ぎには167円85銭高(3万9681円82銭)まで上げ、大引けも3日続伸となった。正午に大幅増配を伴う四半期決算を発表した商船三井<9104>(東証プライム)も一段と上げた。

 後場は、さくらインターネット<3778>(東証プライム)が一段と出直りを強め正午過ぎに発表した第3四半期決算や業績予想の増額修正など好感。ジェイテクト<6473>(東証プライム)は発行株数の8%近い自社株買いなどの15時発表が好感され急伸。ミガロHD<5535>(東証プライム)も一段と上げ、グル―プ会社の顔認証プラットフォームがLAホールディングス<2986>(東証グロース)のマンションに採用との発表を好感。note<5243>(東証グロース)は急反発となって切り返し、インテグラル<5842>(東証グロース)も一段高となり5号ファンドシリーズの投資開始など材料視。

 東証プライム市場の出来高概算は18億9969万株(前引けは8億5516万株)、売買代金は4兆6090億円(同2兆494億円)。プライム上場1640銘柄のうち、値上がり銘柄数は606(前引けは424)銘柄、値下がり銘柄数は906(同1146)銘柄。

 東証33業種別指数は17業種(前引けは10業種)が値上がりし、値上がり率上位は、証券商品先物、非鉄金属、海運、電気機器、金属製品、電力ガス、鉱業、機械、石油石炭、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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