【株式市場】日経平均は反発185円高、後場は資源株が一段高となり半導体株も値を保つ

◆日経平均は2万6985円09銭(185円38銭高)、TOPIXは1895.70ポイント(15.62ポイント高)、出来高概算(東証プライム市場)は9億6196万株

 4月19日(火)後場の東京株式市場は、米金利の落ち着きなどで値がさ半導体株などが一段と上げて始まり、その後は伸び悩んだが堅調に推移。ロシアの攻撃が激化とされて石油資源株や海運株は13時過ぎにかけて一段高。鉄鋼株や非鉄金属株は14時過ぎまで一段ジリ高となった。日経平均は前引けを100円ほど上回って始まり、円相場が128円台に入ったと伝えられた後は一進一退だったが、14時過ぎから再び上げて大引けは185円高となり反発した。

 後場は、ロシアの攻撃が激化とされて大平洋金属<5541>(東証プライム)が一段高となり、マルマエ<6264>(東証プライム)は業績予想の増額と自社株買いなど好感され一段ジリ高。グッドライフカンパニー<2970>(東証スタンダード)は月次概況など好感され2日連続ストップ高。東京ボード工業<7815>(東証スタンダード)は住宅用建材の高騰観測などで13時頃にかけ一段高。エーアイ<4388>(東証グロース)は業績予想の増額など好感され前場急伸したまま高値圏で推移。

 東証プライム市場の出来高概算は9億6196万株(前引けは4億1456万株)、売買代金は2兆2336億円(同1兆206億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1253(前引けは1130)銘柄、値下がり銘柄数は505(同620)銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、鉱業、海運、非鉄金属、鉄鋼、石油石炭、精密機器、電気機器、輸送用機器、化学、機械、証券商品先物、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■半導体パッケージの微細化に対応、LDI露光で1.0μm幅パターンを実現  旭化成<3407>(東…
  2. ■物流費やエネルギーコストの上昇受け、企業努力では限界  亀田製菓<2220>(東証プライム)は5…
  3. ■約100種類の実践講座で次世代エンジニアを育成  トヨタグループ5社は5月22日、AI・ソフトウ…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  2. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…
  3. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  4. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  5. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  6. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る