【株式市場】本日上場の日本郵政グループが3社とも公開価格を上回り日経平均は大幅高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9134円92銭(451円68銭高)、TOPIXは1555.20ポイント(28.23ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億3678万株

チャート13 4日前場の東京株式市場は、新規上場となった日本郵政グループ3社が好発進となり、9時30分過ぎと10時過ぎに相次いで公開価格(売り出し価格)を16%から33%上回る値段で初値をつけたため安堵感が広がり、日経平均はその後一段高となって457円61銭高(1万9140円85銭)まで上げた。取引開始もNY株の165ドル高などを好感して258円高で始まり、前引けは451円68銭高(1万9134円92銭)となった。ただ、東証2部指数とマザーズ指数は小安い。

東海カーボン<5301>(東1)日本製鋼所<5631>(東1)などが2日に四半期好決算や業績予想の増額を発表したことなどを材料に急伸し、日本プラスト<7291>(東2)はエアバッグの代替受注への思惑などが言われて急伸。フリークアウト<6094>(東マ)は29日に発表した9月決算などが好感されて3日連続急伸。

本日上場の日本郵政グループ3銘柄は、日本郵政<6178>(東1・売買単位100株)が9時33分に公開価格1400円を17%上回る1631円で売買が成立し初値がつき、その後1665円まで上げて前引けは1624円となった。

ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)も9時33分に1680円で初値がつき、その後1693円まで上げて前引けは1656円。

かんぽ生命保険<7181>(東1・売買単位100株)は10時6分に公開価格2200円を33%上回る2929円で売買が成立し初値がつき、その後3350円まで上げて前引けは3160円。

東証1部の出来高概算は13億3678万株、売買代金は1兆6998億円。1部上場1909銘柄のうち、値上がり銘柄数は1336銘柄、値下がり銘柄数は454銘柄となった。

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