エフティグループの第2四半期は主力の法人事業が好調であったことから、増収増益となる

■インターネットサービスをストック型サービスに切り替えたことで、一時的に売上、利益が減少

 エフティグループ<2763>(JQS)の第2四半期は、主力の法人事業が好調であったことから、増収増益となった。

 第2四半期連結業績は、売上高171億94百万円(前年同期比0.3%増)、営業利益21億60百万円(同4.3%増)、経常利益21億49百万円(同1.5%増)、純利益13億44百万円(同2.3%増)であった。

 法人事業の業績は、売上高149億50百万円(同2.9%増)、セグメント利益(営業利益)25億60百万円(同24.4%増)と順調であった。
 なお、今期よりLED照明等を販売するタイ王国の「FT Communications(Thailand)Co.,Ltd.」を連結に含めている。

 コンシューマ事業に関しては、インターネットサービスで、前期までの光ファイバー回線の取次販売(フロー型)から、当期は、当社グループのサービス「ひかり速トク」として「アイエフネットインターネットサービス」とのセットプランを提供する等、顧客の利用に応じて毎月継続的に収益が得られるストック型サービスに切り替えている。これにより一時的に売上及び利益は減少した。しかし、中長期的には大きな収益貢献が期待される。その結果、売上高24億58百万円(同17.3%減)、営業利益△2億31百万円(前年同期1億59百万円)となった。

 通期連結業績予想は、当初予想を据え置いている。

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