大塚家具が「全館全品売り尽し」などに期待強まり12日続伸

大塚家具

 大塚家具<8186>(JQS・売買単位100株)は6日前場、3.5%高の1787円(61円高)まで上げて12日続伸基調となり、9月以降の回復相場で連日高値に進んでいる。10月19日に同社のいわゆる「父娘対決」の公判が東京地裁で開かれ、なぜかその2日後から連騰を開始した。最近は11月4日付で創業来初の「全館全品売りつくし」セールを発表したことも期待を強めている。

 6日付では、全国紙このセールの全面広告を出稿し、大塚久美子社長の近影とともに「最大50%off」「生まれ変わるための挑戦」などとPR。株式市場関係者の中には「社長が絵になるからトクだ」などと別の意味で注目する様子もある。第3四半期決算は本日・6日の予定。7月には2007年以来8年ぶりの高値になる2006円をつけたことがあり、テクニカル的にはこの高値を指向しやすい状況といえる。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る