ヤマト運輸・BIPROGYなど4社、新東名で自動運転トラックの実証実験開始

■駿河湾沼津SA―浜松SA間で2月25日から27日まで実施

 ダイナミックマッププラットフォーム、BIPROGY<8056>(東証プライム)、NEXT Logistics Japan、ヤマトホールディングス<9064>(東証プライム)グループのヤマト運輸の4社は、自動運転を支援するデータ連携システムを開発し、新東名高速道路の駿河湾沼津SA―浜松SA間で自動運転トラックの走行実証を行う。実証実験は2025年2月25日から27日にかけて実施され、同システムの安全性や共同輸送の効率化を検証する。

 同システムは、道路状況のリアルタイム共有、自動運転トラックの最適な運行計画立案、緊急事態への対応支援などを可能にする。さらに、荷物情報とトラックの空き情報を連携し、積載率や稼働率を向上させる仕組みを構築した。これにより、物流業界の課題解決と輸送の効率化が期待される。

 この取り組みは、経済産業省が推進する「デジタルライフライン全国総合整備計画」の一環であり、自動運転技術の発展と物流の最適化を目的とする。今後、物流分野にとどまらず、多様なモビリティ分野での活用も視野に入れ、社会全体のデジタル基盤整備を進めていく方針だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る