【株式市場】前場の日経平均は423円安、米S&P500の4日続落など受け3万8000円台を割るが「W」字型に

◆日経平均は3万7814円04銭(423円75銭安)、TOPIXは2695.74ポイント(28.96ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は8億6459万株

 2月26日(水)前場の東京株式市場は、米S&P500種とNASDAQ総合指数の4日続落などを受け、日経平均は94円安で始まった後も下値を探り、午前10時過ぎに495円03銭安(3万7742円76銭)まで下押し、11時過ぎにかけて再びこの下値に迫った。「W」字型の相場。中で、投資ファンド接近が言われている資生堂<4911>(東証プライム)やサッポロHD<2501>(東証プライム)が強く、増配の秋田銀行<8343>(東証プライム)も活況高となった。

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)が一時ストップ高の急伸相場となり株主優待制度の導入、増配、業績予想の増額修正を好感。アゴーラホスピタリティーG<9704>(東証スタンダード)は一段高となり今期の黒字幅拡大予想など連日好感。ジェネレーションパス<3195>(東証グロース)も中国での特許を好感した相場が衰えず一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は8億6459万株、売買代金は2兆1400億円だった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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