【株式市場】前場の日経平均は56円高、米エヌビディアの決算発表を受け半導体株の一部が中盤から下落

◆日経平均は3万8198円96銭(56円59銭高)、TOPIXは2729.63ポイント(13.23ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億6183万株

 2月27日(木)前場の東京株式市場は、米S&P500種とNASDAQの5日ぶり反発が好感された一方で円高が弱材料視され、日経平均は午前10時過ぎに227円高(3万8369円)まで上げた後60円安(3万8081円)まで軟化し、前引けは小高くなった。米エヌビディアの決算発表を受け半導体株の一部が中盤から下げを拡大した。一方、キオクシアHD<285A>(東証プライム)とソシオネクスト<6526>(東証プライム)は上げ、伊藤忠<8001>(東証プライム)はセブン&アイ・HD<3382>(東証プライム)買収から撤退と伝えられ高い。

 JPホールディングス<2749>(東証プライム)が2日続けて東証プライムの値上がり率上位に躍進し、引き続き株主優待制度の導入、増配などを好感。ブラザー<6448>(東証プライム)は証券会社の投資判断が好感され活況高。エコナックHD<3521>(東証スタンダード)は一段と上げ1969年以来の復配と業績予想の増額を好感。イード<6038>(東証グロース)は記念配当と記念優待が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は8億6183万株、売買代金は2兆1222億円。プライム上場1639銘柄のうち、値上がり銘柄数は1142銘柄、値下がり銘柄数は438銘柄。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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