ふくおかフィナンシャルグループ、OpenAIと連携開始、生成AI活用で金融業務の革新へ

■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)<8354>(東証プライム)は3月5日、生成AIを活用した業務の効率化・高度化、新たな価値創造を目的として、OpenAIと連携を開始したと発表。FFGはこれまでもデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、2024年4月にはAI戦略グループを新設。今回の提携により、AI技術をさらに深化させる方針である。

 FFGはOpenAIのChatGPT Enterpriseを導入し、生成AIを活用したさまざまなユースケースを展開する。具体的には、コードや設計書の作成、データ分析の高度化、社内GPTのカスタマイズ、地域企業向けサービスの開発などを想定。これにより、業務プロセスの変革や営業の高度化を図り、顧客体験の向上と地域課題の解決を目指していく。

 FFGは、中長期的な視点でAI技術の進化と社会への適用を見据え、産業構造や事業構造の変革に対応していく。データのプライバシーやセキュリティに配慮しながら、OpenAIの最先端技術を活用し、顧客のビジネス変化に迅速に適応。地域のイノベーションを促進し、経済の活性化に貢献する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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