CAICA DIGITAL、Web3型IoTでフェーズ2完了

■リアルタイムM2M/MEC基盤を高度化、フェーズ3へ移行

 CAICA DIGITAL<2315>(東証スタンダード)は1月9日、子会社のネクスと共同で推進する「Web3型IoT統合ソリューション構想」において、PoC(概念実証)のフェーズ2に当たる5G RedCap/MQTT対応の実証を完了したと発表した。リアルタイム性と低消費電力を両立するM2M/MEC基盤の高度化に成功し、次段階となるフェーズ3へ移行する。

 フェーズ2では、車載・環境センサから取得した温度や湿度などのデータを、MEC(エッジ)とクラウドを組み合わせた構成で処理した。エッジ側では即時判断と通知、クラウド側では長期保存を担わせる役割分担が有効に機能することを確認したほか、定期通信を1分間隔、イベント通信を10秒間隔に高頻度化しても、サーバ負荷が大きく増加しないことを検証した。通信プロトコルをHTTPからMQTTへ移行し、5G RedCapを利用した環境でも支障なくデータ送受信が可能であることを確認した。

 また、温度が10℃を超過した際にSlackへ通知するアラート処理が正常に動作するなど、物流・倉庫環境向けM2M最適化の有効性を実証した。国内主要キャリアのうち1社が2025年9月に商用化した5G RedCapをいち早く活用し、低コスト、低遅延、同時多接続といった特性を確認できた点も成果とした。今後は2026年1~2月に、すべての車両・デバイスへ分散型ID(DID)を付与し、ブロックチェーン上で認証連携を行うフェーズ3へ移行し、商用化を見据えた検証を進める。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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