【季節の一枚】浅草の羽子板市

羽子板

2014年12月19日(金)18時。今年の東京浅草寺「歳の市」(羽子板市)は、17日~19日の開催だった。昨年は冷たい雨で参拝者はまばらだったが、今年は冷え込んだものの雨はなく多くの人でにぎわっていた。

正月の遊びとして広く知られる「羽根突き」、それに用いる羽子板は新春の縁起物として親しまれ、その歴史は室町時代以前にさかのぼるという。歌舞伎の名場面や美麗な舞踊姿などを描いた「押し絵羽子板」は江戸時代後期の隆盛を背景に浮世絵師の描く役者絵を押絵細工として羽子板に取り付けたのが始まりだそうだ。写真のなかった当時、大変な人気だったということだ。

【季節の一枚】浅草の羽子板市 東京芸術大学デザイン科の現代風の羽子板も多くの人の目をひきつけていた。粋なハチマキ姿の大将の姿も羽子板に囲まれぴったり。遠くに、青白いライトの東京スカイツリーが師走の夕闇をほのかに照らしていた。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る