Synspectiveが後場ストップ高、内閣府の実証事業に採択、新たな投資判断の開始も好感

■大和証券が目標株価1200円で新たに投資判断を開始と伝わる

 Synspective<290A>(東証グロース)は4月2日の後場一段と上げてストップ高の881円(150円高、21%高)に達し、上場来の高値968円(2025年2月7日)に向けて大きく出直っている。自社SAR衛星データなどによるデータサイエンス事業を行い、3月31日、「令和7年度小型SAR衛星コンステレーションの利用拡大に向けた実証」(内閣府)に昨年に続き採択されたと発表。4月2日には大和証券が目標株価1200円で新たに投資判断を開始と伝えられており、買い安心感が強まった。

 発表によると、今年度の落札金額は「実証2-1」が681百万円(税抜)。「実証2-2」が386百万円(税抜)。来期・2026年12月期通期の業績に与える影響は、現在精査中としたため、業績見通しの増額修正発表が濃厚と見られている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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