【株式市場】前場の日経平均は2188円安、一時3万1000円を割る、三菱UFJは一時21%安から回復し3%安

◆日経平均は3万1591円84銭(2188円74銭安)、TOPIXは2319.64ポイント(162.42ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は増加し18億4159万株

 4月7日(月)前場の東京株式市場は、「トランプ関税」に対し中国が同率の報復関税を発表したことなどで世界貿易戦争への懸念が広がり、前週末のNYダウ2000ドル安を受けて東証33業種別指数は全業種が大幅安となった。日経平均は625円安で始まった後一気に急落して下げ幅が2000円を超え、ほどなく2987円84銭安(3万792円74銭)まで急落、11時頃にかけては1000円前後持ち直して一進一退となった。一時2023年11月以来の3万1000円割れとなった。2000円台の下げ幅は24年8月2日の2216円安以来。

 三菱UFJフィナンシャルG<8306>(東証プライム)は一時21.5%安まで下げたが前引けは9.9%安。商船三井<9104>(東証プライム)は一時10.1%安まで下押したが3.6%安まで持ち直した。

 東証グロース市場(4月7日現在612銘柄)は一時、値上がり銘柄がカオナビ<4435>(東証グロース)1銘柄にとどまる場面があった。前引けはSynspective<290A>(東証グロース)やプロパティデータバンク<4389>(東証グロース)など12銘柄が値上がりしている。

 東証プライム市場の出来高概算は増加して18億4159万株、売買代金は3兆4197億円。プライム上場1637銘柄のうち、値上がり銘柄数は10銘柄、値下がり銘柄数は1619銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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