NEC、森永乳業にAI活用した新製品需要予測ソリューションを提供

■実証実験でアイスカテゴリーの需要予測に有効性確認、属人性解消と意思決定支援を実現

 NEC<6701>(東証プライム)は4月7日、森永乳業<2264>(東証プライム)に「Advanced-S&OP 新製品需要予測ソリューション」を提供したと発表。両社は2024年10月から12月にかけて実証実験を行い、アイスカテゴリーにおける新製品需要予測の有効性を確認した。AI技術を活用したこのソリューションにより、従来の手法より早い段階での需要予測が可能となり、計画立案の属人性解消と意思決定支援が実現する。

 多くのメーカーでは新製品発売前に販売・生産計画を立案するが、販売実績のある既存商品と比べて誤差率が高く、欠品や過剰在庫が発生しやすい問題があった。熟練社員による予測も属人的判断や根拠の透明性・再現性の低さが課題であり、中長期的な需要予測の難度の高さから事業・予算計画の達成評価も困難だった。

 実証実験では、新製品のベンチマーク製品選定とそれに基づく需要予測の2つの作業でAIを活用した。結果として、人が選定したベンチマーク製品に対し9割の確率で同様の商品をAIが選定し、人とほぼ同等精度の需要予測を実現した。1年間および月次の需要予測結果も原材料調達や生産調整計画、事業計画評価などへの有用性が確認された。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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