カドカワは第2四半期黒字化し統合効果早いとの見方で一気に9%高

株式市場 銘柄

 カドカワ<9468>(東1・売買単位100株)は13日、1605円(40円高)で始まったあと一気に約9%高の1702円(137円高)まで上げ、10月14日以来の1700円台回復となった。2014年10月1日にドワンゴとKADOKAWAの共同持株会社として発足し、第1四半期(4~6月)の連結純利益が2.2億円の赤字だったのに対し、昨日発表した第2四半期の連結決算(2015年4~9月)では純利益が19.1億円の黒字となったことなどが好感されている。3月通期の予想は据え置き、純利益の予想は40億円、1株利益は56.0円。調査筋には、統合にかかわる初コストなどの回収が予想より早く進んでいるとして注目度を強める姿勢がある。

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