三井海洋開発は次第高、エクソンモービル社からのFPSO受注を好感、南米ガイアナ向け

■同時にガイアナの複数のFPSOの長期運転・保守サービスも契約

 三井海洋開発<6269>(東証プライム)は4月22日、次第高となり、午前10時半過ぎに9%高の3935円(320円高)まで上げ、出直りを強めている。21日にExxonMobil Guyana社(以下、「エクソンモービル社」)からのFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)受注を発表し、買い材料視されている。

 発表によると、受注したFPSOは南米ガイアナStabroek(スターブルーク)鉱区Hammerhead(ハンマーヘッド)フィールド向けで、ガイアナ政府による最終承認などを前提としながら、エクソンモービル社からの限定的着工指示(LNTP)を受け、2029年の早期生産開始に向け、FPSOの基本設計業務に着手する。今般同時に、ガイアナの複数のFPSOを対象に運転・保守支援契約(OMEA)を締結し、長期間にわたる運転・保守サービスも提供する予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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