【株式市場】前場の日経平均は24円安、NYダウ971ドル安などの割に底堅くTOPIXは小高い

◆日経平均は3万4255円71銭(24円21銭安)、TOPIXは2530.26ポイント(1.33ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は少な目で6億5250万株

 4月22日(火)前場の東京株式市場は、NYダウ971ドル安などの割に全般底堅い相場になり、日経平均は取引開始後に60円高(3万4340円)まで強含み、その後170円安(3万4109円)まで下げたものの前引けは24円安にとどまった。TOPIXは小高い。半導体株などは軟調だったがホンダ<7267>(東証プライム)などの自動車株は堅調で、日本郵船<9101>(東証プライム)などの海運株は中盤から高い。王子HD<3861>(東証プライム)などの紙パ株も高く王子HDが中期計画で示した資本効率化策の波及など期待の様子。

 ティラド<7236>(東証プライム)が急伸して大幅に出直り業績予想の増額修正を好感。三井海洋<6269>(東証プライム)はエクソンモービルからの受注が好感されて急反発。木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は2日続けて一時ストップ高となり業績予想の大幅増額に続いてコメ15週連続値上がりとされ一段の業績拡大期待。ネクストウェア<4814>(東証スタンダード)は2日連続大幅高となり引き続きドローン・セキュリティ実証試験を好感。坪田ラボ<4890>(東証グロース)は一時ストップ高の急伸となり業績予想の増額修正など好感。

 東証プライム市場の出来高概算は少な目で6億5250万株、売買代金は1兆5416億円。東証プライム1637銘柄のうち、値上がり銘柄数は1109銘柄、値下がりは470銘柄。他は前日比変わらず。

 東証33業種別指数は26業種が値上がりし、パルプ紙、水産農林、卸売り、電力ガス、空運、海運、その他金融、証券商品先物、ガラス土石、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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