【株式市場】好決算株が個別に注目され日経平均は軟調小動きとなり4日ぶりに反落

株式

◆日経平均の終値は2万2818円02銭(47円84銭安)、TOPIXは1805.15ポイント(0.77ポイント安)、出来高概算(東証1部)は17億3046万株

チャート6 15日後場の東京株式市場は、13時に決算を発表した三井化学<4183>(東1)が瞬間安のあと一気に切り返して堅調転換し、14時に発表した阪急阪神ホールディングス<9042>(東1)も一気に堅調転換するなど、引き続き好業績株が注目される展開になった。ただ、日本時間の今夜、米国の住宅着工件数や鉱工業生産指数の発表があり、イスラエルとパレスチナの情勢とともに円相場への影響が不透明だとされ、日経平均は20円安前後の水準(2万2850円前後)で軟調なまま小動きを続け、4日ぶりに反落した。前引けは高かったTOPIXも小安くなり、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均も安い。

 後場は、15日に決算発表を予定したリミックスポイント<3825>(東2)が期待を強めて一段高となり反発幅を広げ、ビープラッツ<4381>(東マ)は11日発表の決算などが材料視されて2日連続ストップ高。

 東証1部の出来高概算は17億3046万株(前引けは8億7685万株)。売買代金は2兆7419億円(同1兆3222億円)。1部上場2083銘柄のうち、値上がり銘柄数は994(同1085)銘柄、値下がり銘柄数は1007(同889)銘柄。

 また、東証33業種別指数は17業種(前引けは24業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、繊維製品、銀行、精密機器、石油・石炭、金属製品、保険、電力・ガス、鉄鋼、陸運、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る