マルマエが出直り強める、米半導体株高を受け急回復の業績推移など改めて見直される

■米半導体株指数は6%高、東エレク「新開発棟」竣工の報道なども寄与

 マルマエ<6264>(東証プライム)は4月25日、続伸基調となり、8%高に迫る1209円(85円高)まで上げて出直りを強めている。半導体製造装置やFPD製造装置の心臓部にあたる真空パーツや高精度パーツを開発製造し、トランプ大統領の関税を巡る変化の姿勢などを受けて米半導体株指数SOXが6%高に迫る大幅高となったことなどを受け、業績推移などが改めて見直されている。

 第2四半期決算(2024年9月~25年2月・累計)は各利益とも前年同期比で黒字に転換した。また、25日は、東京エレクトロン<8035>(東証プライム)が「製造装置生産3倍速へ、宮城に新開発棟」(日本経済新聞4月25日付朝刊)と伝えられ、半導体の生産拡大に向けた動きが意識されて関連銘柄への注目が強まった面もあるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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