九電工、2025年10月に「クラフティア」へ社名変更、事業拡大を機に

■技術の革新と実行力を表現、全社員参加で新社名を検討

 九電工<1959>(東証プライム)は2025年10月1日から社名を「クラフティア(KRAFTIA)」に変更することを4月28日の取締役会で決議したと発表。この変更は6月26日の定時株主総会での定款一部変更の承認を条件としている。新社名は「K(九州・九電工)」「CRAFT(技術)」「I(Innovation:革新)」「A(Action:実行)」を組み合わせたもので、技術革新と実行力を表現している。

 同社は1944年に電気工事業として設立、1989年に「九州電気工事」から「九電工」へと社名変更した経緯がある。現在は配電・電気工事にとどまらず、空調・衛生工事、情報通信、エネルギー、街づくりなど多様な領域へ事業を拡大。事業エリアも九州から全国、世界へと広がっている。さらなる業容拡大と可能性を追求するため、社名変更を決断した。

 新社名検討にあたっては社史分析、経営層や若手社員へのインタビュー、全社員アンケート、次世代社員による意見交換会などを実施。「技術力で未来に挑戦し、新しい価値を創造します」という企業理念のもと、「技術実行力」と「技術革新力」で新たなフロンティアを切り拓く決意を込めた名称となっている。ロゴマークや字体については現在検討中で、社名変更後の英文表記は「KRAFTIA CORPORATION」となる。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■全従業員にAI活用徹底、業務改革を本格化  LINEヤフー<4689>(東証プライム)は7月14…
  2. ■50年以上親しまれたかぜ薬が国内市場から姿を消す?  大正製薬は7月14日、塗るかぜ薬「ヴイック…
  3. ■鈴鹿8耐で新型CBコンセプト登場  ホンダ<7267>(東証プライム)は7月11日、大型ロードス…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  2. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  3. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  4. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  5. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  6. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る