テリロジーHDは3日続伸し一段高、ベトナムのオフショア開発企業との提携や株主還元への姿勢に注目集まる

■期末配当は利益剰余金が不十分につき資本剰余金を原資として実施

 テリロジーHD(テリロジーホールディングス)<5133>(東証スタンダード)は5月23日、3日続伸基調で一段高となり、後場寄り後に25%高の393円(78円高)まで上げた後も370円台で強い値動きを続けている。20日に連結子会社クレシード社とベトナムのオフショア開発企業との資本業務提携を発表し、株価は翌日から連続高となっている。

 また、22日には、期末配当について、十分な利益剰余金が留保できていないため資本剰余金を原資として実施するとした。株主還元に対する「本気度」がうかがえるとの見方もあり好感要因になっている。利益剰余金は事業で得た利益の剰余金で、資本剰余金は自己株式の処分などの資本取引から生じた剰余金とされている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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