S&J、アイディルートコンサルティングと連携しOT SOCサービスの強化へ、サイバー攻撃対策の高度化に対応
- 2025/6/4 08:07
- IR企業情報

■インシデント発生時の迅速な対応支援体制を構築
S&J<5599>(東証グロース)は6月3日、アイディルートコンサルティング(IDR)と連携し、産業制御システム向けセキュリティ監視(OT SOC)サービスの強化に取り組むと発表。近年、製造・インフラ・公共分野を狙ったサイバー攻撃が増加しており、より高度な脅威検知・対応体制が求められている。今回の連携により、S&JはIDRのOT SOCサービスを支援し、多様なシステム環境に対応可能な監視体制の整備や迅速なインシデント対応を実現する。
IDRは、OT/IoTセキュリティコンサルティングやOT SOCサービスを提供しており、特に製造・金融・製薬業界の大手企業向けにサイバーセキュリティ対策を支援している。S&Jは、サイリーグホールディングスグループとの戦略的パートナーシップを通じ、IDRとの協業を推進。両社は、制御システムを取り巻く脅威の変化に対応し、顧客のセキュリティ強化に貢献する方針だ。
S&Jは、SOCサービスを中心に「防御・検知・対処」のバランスを重視したソリューションを提供している。IDRもIT戦略コンサルティングやサイバーセキュリティ分野で実績があり、両社の連携によりOT領域のセキュリティ対策がさらに進化することが期待される。具体的なサービス内容については、準備が整い次第発表される予定だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)