ラクーンの越境EC「SD export」では、海外会員小売店の登録数が10,000件を突破

■直近3か月ではアメリカ、オーストラリア、カナダ等の北米、英語圏の地域の登録数が増加

 ラクーン<3031>(東1)の越境ECとなるBtoBの輸出販売サービス「SD export」では、海外の会員小売店の登録数が10,000件を突破した。

 2015年8月25日のサービス開始時には約1,000件だった海外小売店の登録数は順調に数を伸ばし約1年1か月間で10倍となる10,000件を突破した。国別にみると多い順に台湾、香港、アメリカ、オーストラリア、イギリス、カナダとなっているが、直近3か月ではアメリカ、オーストラリア、カナダ等の北米、英語圏の地域の登録数が増加傾向にある。

 増加の要因として、これらの国々に対する広告強化が挙げられる。また、それ以外にもサイトの全面英語化対応、今年3月に行ったペイパルの導入、船便への対応等のサービス改修も影響している。さらに、定期的な新規メーカーの参入により取扱商品数もコンスタントに増えており、サービス開始時の約70,000点から現在150,000点に拡大していることから海外小売店の様々なニーズに対応している。

 北米とオーストラリアでは、かわいいキャラクターや動物柄・モチーフのアイテムの人気が高まっている。具体的には動物型のお弁当用シリコンカップやピック、また日本のアミューズメント施設でも人気景品となっている猫や犬のキャラクターのぬいぐるみ、そして動物柄のカトラリーや食器などである。

 同社では、今後もサービス改良や充実した商品構成を行い、さらなるサービス拡大を目指すとしている。

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