クリーク・アンド・リバー社、理念継承型の新事業承継モデル推進、C.R.E.S.設立記念パーティー開催

■プロ経営者60人が集結、C.R.E.S.が「想いごと託せる事業承継」に挑戦

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東証プライム)は10月14日、グループ会社のC&Rエバーラスティングストーリー(C.R.E.S.)が「想いごと託せる事業承継」を掲げて開催した「C.R.E.S.設立記念パーティー」を実施したと発表した。会場には上場企業の取締役経験者を含む60名以上の経営者が集まり、理念を継承する新たな事業承継モデルに共感を示した。C.R.E.S.は事業承継支援・投資を通じて、プロ経営者が中小・ベンチャー企業の再成長を支援する仕組みづくりを進めている。

■プロ経営者の再挑戦と次世代リーダー育成を両立する新プラットフォーム

 第1段階として、経営経験者が集う実践的コミュニティ「TOP MANAGEMENT CLUB」を12月に発足し、事業承継候補企業の戦略策定・人材配置までを伴走支援する。さらに2026年1月には、プロ経営者と次世代経営者を対象とした教育プログラム「C.R.E.S.アカデミー」を開校し、実際の承継案件を題材とした少人数セッションや集中講座を実施する。これにより、大企業出身の経営者が再挑戦する場と、次代のリーダーを育成する場の双方を整備する方針である。

■社名と理念を残す「魂ごと継ぐ事業承継」で中小・ベンチャーの再成長を支援

 日本国内では後継者不在企業が約100万社に達し、2024年には休廃業により8万7000人超が職を失ったとされる。C.R.E.S.はこうした状況を踏まえ、C&Rグループが35社・41万人超の専門職ネットワークを活かし、社名や理念を残す承継を推進する。代表取締役会長の井川幸広氏は「創業者を尊重し、理念を未来につなぐ『魂ごと継ぐ事業承継』を広げたい」と述べた。同グループは今後、プロ経営者の再活躍と企業文化の継承を両立する新たな承継モデルの定着を目指すとしている。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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