エスプールグループのエスプールブルードットグリーン、研修動画サービスの提供を開始

■企業のサステナビリティ経営を、情報開示から社内教育まで包括的に支援

 エスプール<2471>(東証プライム)グループのエスプールブルードットグリーン(本社:東京都千代田区)は6月18日、企業のサステナビリティ経営を推進する研修動画サービス「PivottAサステナ」の提供を開始したと発表。同サービスにより、企業の情報開示対応にとどまらず、従業員の理解促進や意識醸成までを一貫して支援する体制を構築する。

■サービス開始の背景

 サステナブルな社会の実現に向け、企業には「情報開示」と「実効的な施策」の両輪が求められている。特に、2024年度にサステナビリティ情報の国内開示基準であるSSBJが確定し、法的・制度的な対応も加速する中、単なる外向けの開示にとどまらず、社内の理解や行動変容に向けた取り組みの重要性が高まっている。こうした背景を踏まえ、「PivottAサステナ」は、株式会社エスプールにて開発されたサステナビリティ研修動画サービスであり、これまでに約200社(子会社を含む)への導入実績を有する。今後は、当社が本サービスの提供主体となることで、これまで培ってきた600社以上へのコンサルティング実績(CDP回答、TCFD開示、GHG排出量算定など)と連携し、より実践的かつ包括的なサポートが可能となる。

■今後の展望

 「PivottAサステナ」は、従業員のサステナビリティ理解を促進するために開発された動画研修プログラムである。同社は本サービスを通じ、以下のような幅広い企業ニーズに対応している。

・経営層から一般従業員までを対象とした社内研修
・サステナビリティレポートや統合報告書の動画コンテンツ化
・社内外向けのオリジナル教育・広報動画の企画・制作

 制度対応を超え、企業の価値観や取り組みを“わかりやすく、的確に伝える”コンテンツへと落とし込み、サステナビリティコミュニケーションの質を高めていく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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