No.1、アイ・ステーションを子会社化、法人顧客2万5000社の基盤活用へ

■14億円でIST取得

 No.1<3562>(東証スタンダード)は6月26日、アイ・ステーション(IST)の株式を取得し、子会社化することを発表した。これに伴い、ISTの子会社であるGloria(GLA)も同社の孫会社となる。今回の取得は、2024年4月に発表した中期経営計画「Evolution 2027」に基づく戦略的一環で、事業領域の拡大と既存顧客へのシナジー創出が目的だ。ISTは法人向け通信機器やエネルギー商品を扱い、約25,000社の法人顧客を有する。同社を子会社化することで、同社の顧客基盤を活用し、情報セキュリティ機器や複合機の販売拡大を図る。さらに、連結子会社のアレクソンの製品販売にも寄与すると見込まれる。

 ISTの取得価額は14億円で、外部専門家の算定に基づき決定された。株式譲渡は7月1日を予定しており、中長期的な業績向上が期待される。ISTの最近3年間の業績は売上高が増加傾向にある一方、営業利益は不安定な動きを示している。孫会社となるGLAは電力関連事業を手掛けるが、直近の決算では営業赤字が拡大している。

 同社は今回の子会社化により、グループ全体の収益拡大と事業効率化を推進する方針だ。ISTを中核企業の一つとして位置付け、中期経営計画の目標達成に向け取り組む。業績への具体的な影響については精査中とし、判明次第公表する予定である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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